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 ソンクラーン(タイの旧正月)休暇前のパンデミック、その後2

  2020年末に発生したタイのパンデミックはほぼ終息しましたが、2021年4月に入って新たな局面を迎えました。今までにない感染者の急増です。
 感染者の急増は4月5日に首都バンコクで確認され、4月7日からバンコク及び近郊5県の飲食店は21時までの時間制限を始めます。

その後は飲食店の営業は21時まで、酒類の販売は禁止など規制を強化して行きました。
 そして急激な感染拡大の原因が判明しました。チュラロコーン大学医学部のヨン博士の解析で、ウイルスの98%が英国株であると発表。こうなると簡単には感染は収まりません。
*5月13,15,17,19日に感染者が異常に増えていますが、この原因は最後に解説します。    

th0519 2021/04/01~5/19までの感染者推移
 
 5月1日よりバンコク都、チョンブリ県、チェンマイ県、ノンタブリー県、パトゥムターニー県、サムットプラカーン県は「最大厳格管理エリア(ダークレッドゾーン)」として、これまで以上に厳しい感染抑制対策が取られます。
 これに伴い45県が最大管理エリア、26県が管理エリアに強化されています。

「最大厳格管理エリア(ダークレッドゾーン)」での規制
・外出時、または公共の場所でのマスク着用を義務化
・20人以上での活動を禁止
・飲食店の営業時間は21時までとし、店内飲食禁止。持ち帰りのみ
・バーなど娯楽施設は閉鎖
・ショッピングセンターは午後9時までの営業。プロモーション活動禁止。
・教育機関は多数の人が集まる授業、試験での施設使用は不可

 そして感染は2000人超/日で推移していますが、感染エリアが集約されて来ました。
 規制が経済に与える影響も甚大な為に、監視エリアと規制の緩和は5月15日より実施されました。
0501-0514 2021/05/01から05/15の監視エリア緩和

 1. 最大厳格管理エリア4都県(ダークレッド)
午後11時までテーブルの25%以下で食べる事が出来る、午後11時までテイクアウト出来る、アルコール類の提供禁止。コンビニ現地市場/ナイトマーケットは午前4時から午後11時まで営業。
 2. 最大管理エリア17県(レッド)
午後11時まで普通に食べる事が出来る、アルコール類の提供禁止。コンビニ現地市場/ナイトマーケットは午前4時から午後11時まで営業。
 3. 管理エリア56県(オレンジ)
普通に食べる事が出来る、アルコール類の提供禁止。コンビニ地元の市場/ナイトマーケットは通常通り営業。

 最大厳格管理エリアではバンコク都、ノンタブリー県、パトゥムターニー県、サムットプラカーン県です。テーブルの25%以下とは、4人掛けテーブルに1人までと言う事です。

 そして追い打ちを掛けるように、刑務所、矯正施設での大規模クラスターが判明。
 チエンマイ刑務所でクラスターが発生、全国13の刑務所、矯正施設を強制調査して判明しました。  

1.チェンマイ中央刑務所
2.バンコク特別刑務所
3.中央女性矯正施設
4.クロンプレム中央刑務所
5.トンブリ特別刑務所
6.チャチェンサオ中央刑務所
7.中央特殊治療矯正施設
8.ノンタブリ県刑務所
9.ミンブリ特別刑務所
10.ナラティワット県刑務所
11.メーソット地区刑務所
12.サムットプラカーン中央刑務所
13.バンクワン中央刑務所

 右図左項目「新規感染者数」右項目「治療中感染者」
 この感染者数が5月13日2,835人、15日877人、17日6,853人、19日1,498人感染者数集計に上乗せされて、突出した感染者数となっています。
 現在各収容所の敷地に野戦病院を設営して、治療を行い重傷者は病院に入院させる措置が取られています。

 現在ワクチン接種率2%程度(主にシノバック、高齢者にアストラゼネカ)のタイでは、先の見えないコロナとの戦いがまだ続く状況です。    


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